雇われ嫁の備忘録

42歳主婦が人生を変えようと奮闘する話

第3話 コンサート

たまたまでした

いつものようにツイッターをなんとなく眺めていたら、

「ゲームのキャラクターに混じっていても違和感のない歌手」

という感じで軽くバズっているツイートが目に止まりました。

 

その歌手の方は、漫画のキャラクターの様な衣装に、バリバリメイクの男性

いわゆるビジュアル系ってやつ

ビジュアル系といえば、私が高校生くらいの頃だと

LUNA SEAとかSHAZNAとかDIR EN GREYとか……?

詳しくは知らないけれど

それなりにテレビでよくお見かけしていたし、周りの友達にもファンだっていう子がちらほらいたっけなあ…

 

ただそのツイートの画像の歌手のビジュアルが

なんだか自分の好みにドンピシャで

ビジュアル系だけに

気になってしまったんですね。

 

調べてみると

地元出身の歌手の方らしい(笑)

世の中狭いなあとしみじみしながらも心躍る

それだけでも驚きなのに

あろうことか

再来月私の住むこの町で

なんと

コンサートがあるらしい!!!!!(ガタッ)

 

何という神的タイミング

 

この頃はまだコロナ禍になる直前の時期だったので

しかも入場料が破格でたしか2千円前後位だったような

 

という訳で

行動力だけはいくらでも持ち合わせている42歳主婦

即夫に相談し、許可をもらい、ローチケで入場券ゲット。

行動力だけはあるんだよね

そんなこんなで

心が楽になるお薬とコンサートに行くという生きる糧を得た私は、数年前に戦隊モノにハマっていた頃ぶりにワクワクしながら毎日をクリアしていったのでした。

 

そしてコンサート当日がやってきた。

歌手のコンサートにボッチで参戦という初体験だったが

周りは知らない人ばかりなので気楽だし

どれ、どんなもんか見てやろうかいのぅひゃっひゃっひゃ

くらいの気持ちだった

しかし

私はかなり甘く考えていたようだ

これから繰り広げられる出来事が

どんなことかも知らずに………

 

 

この日を境に

空っぽだった自分の中が

初めて

ここにいま自分がいることの価値がどれだけ尊い事で感謝するべき事だったのか

という想いで

溢れることになります

 

次回、いよいよコンサートです。

凄いことになります(笑)